先端領域創成研究部門では、フレーバーおよびフレグランスに共通する香りの基盤研究に取り組み、開発した技術や構築したデータベースなどは、高砂グローバルネットワークを通じて国内のみならず海外拠点の製品開発、課題解決へと展開されています。
香料可視化プラットフォーム
香りの特徴のひとつに、目には見えないことが挙げられます。香りがどこに存在し、どのようにして私たちに働き掛けているのかを見ることができれば、日々の生活における香りとの出会いを演出することが可能になります。そこで、目には見えない香りの可視化に取り組み、香料製品が使用される場面ごとに香りの挙動を明確化できる独自技術を開発しています。
香料最適化プラットフォーム
香りは、配合される商品の内容物や使用環境などの影響を受けやすいという傾向があります。そこで、商品の性質に応じて香りのパフォーマンスを調整、最適化するための各種手法を取り揃えています。本技術プラットフォームは、多種多様な食品用香料および香粧品用香料の開発や選定に広く活用されています。