高砂香料工業は、東京大学大学院教育学研究科　岡田謙介准教授との共著で、Springer Nature社発行の学術雑誌Scientific Reportsに” Development of a self-report scale to assess relaxation effects of flavors and fragrances”のタイトルで、論文を発表しました。

Scientific Reports 15, Article number: 27110 (2025)

DOI: https://doi.org/10.1038/s41598-025-11912-z

香りによるリラックス効果を測定するための、新しい心理尺度の開発について報告しています。

現代社会において、香りによるリラックス効果への期待は高まっています。しかし、これまでその効果を測定するための心理尺度は報告されていませんでした。本研究では、香りを体験した生活者の回答を統計的に分析し、信頼性と妥当性の高い新しい心理尺度を開発しました。この尺度を活用することで、さまざまな香りによるリラックス効果を検証し、ウェルビーイングな社会の実現に貢献します。