もし高砂香料が消えたならば…
ジュースやお菓子、カップラーメンに洗剤やボディーソープ。毎日の暮らしで使ったり、口にする、さまざまな商品に香料が使われており、みなさんは知らないうちに高砂香料とかかわっています。しかし、もし高砂香料が消えてしまったら、日々の生活に一体どのような変化があるのでしょうか。起こりうる影響について、考えてみましょう。
Case 1
バスタイムが楽しくない
勉強や部活動、仕事などで疲れた身体を癒すバスタイム。シャンプーやボディーソープ、入浴剤。気持ちまでもリラックスさせてくれる製品から香りが失われてしまい、バスタイムが楽しめなくなるかもしれません。
Case 2
ジュースがただの甘い液体に
子供のころから大好きだったジュース。今でもコンビニに寄るとついつい手にとってしまう。そのおいしさを支えているのも、香料。香りを失ったジュースはただの甘い液体となり、おいしさを感じなくなってしまうでしょう。
Case 3
手を洗った後のスッキリ感がない
帰宅時や病気の予防策として習慣化している、手洗い。もちろん、手洗いは汚れや菌を落とすことが目的です。しかし、ハンドソープや石鹸で手を洗った後の清潔な香りがあるからこそ、私たちは気持ちよく手洗いをしているのではないでしょうか。まったく香りがなければ、洗えている実感が薄れてしまうかもしれません。
Case 4
自分のニオイが気になって、
自信が持てない
体臭はいつの時代も人々を悩ませます。コンプレックスになりがちな体臭や口臭も、香水やデオドラントシート、マウスウォッシュ等できちんとケアをすることで、対策ができます。そうした製品の香料がなくなってしまうと、自信を持って人と会えなくなってしまうという悲しい事態も考えられます。
Case 5
楽しみだった新作アイスが発売されない
コンビニに立ち寄ると無意識にチェックしてしまう新作アイス。いつも新しい商品を試してみるのが楽しい。でも高砂香料がなくなってしまったら、新作アイスのラインナップとともに楽しみも減ってしまいます。
Case 6
本物のビールのようなノンアルコールビールが飲めない
運転などでお酒を飲めない人や、お酒が苦手な人でも楽しめるノンアルコールビール。たとえアルコールが入っていなくても、本物のビールを飲んでいるかのような感覚を得られるのは、やはり香料があるからこそ。そうした「飲めない人の味方」がなくなってしまうかもしれません。
Case 7
大切なペットの食欲がイマイチ
実はペットフードにも、香料が使われています。犬や猫が好きな香りを研究して、食欲を増進させています。そのため、香料がなくなってしまったら、今までどおりごはんを食べてくれなくなるかもしれません。
Case 8
部屋のニオイをコントロールできない
空間の香りも意外と大切。アロマディフューザーや芳香剤は、気になるニオイを抑え、より快適に過ごすために活躍してくれます。しかし、そうしたアイテムが消えてしまうと、せっかくのおウチ時間も居心地が悪くなってしまうかもしれません。
Case 9
名店を再現したカップラーメンが食べられない
今やあらゆるコンビニに置かれている名店の味を再現したカップラーメン。そうした商品にも当社の努力が隠れています。リーズナブルで手軽なのに、本格的!そんな感動もなくなってしまうでしょう。
Case 10
洗濯物の良い香りがすぐに消えてしまう
好きな柔軟剤の香りはずっと続いてほしい。香料会社は良い香りをつくることだけではなく、香料の揮発性や持続性などパフォーマンスについても研究しています。高砂香料がなくなってしまったら、お気に入りの香りがあっという間に消えてしまうかもしれません。
高砂香料が消えてしまうと、こうした暮らしのさまざまなシーンが消えてしまい、なんだかもの足りない、つまらないものに変わってしまうかもしれません。皆さんの生活をより豊かにするために、高砂香料はこれからも香りをつくり続けます。