品質保証
基本的な考え方
当社は、お客様の品質と安全に対するニーズやご要望にお応えしながら価値あるパートナーとしてお客様と共に歩み続けています。
品質保証部門の使命は、政府機関、顧客、また業界団体により定められた法規制および安全基準に準拠した、安全・安心かつ信頼性の高いフレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツ、ファインケミカル製品を提供し続けることです。この使命を達成するため、「クレームゼロ/不合格ゼロ/間違いゼロ」を追い続けることをお約束します。
品質保証体制
品質保証部門は独立した組織であり、「高砂香料グループ品質保証理念」の下、各国の品質保証部門が一つになった「One品質保証体制」を構築しています。
この体制には、本社機能としてグローバルQCセンターおよびグローバル法規センターを配置し、各国の品質保証部門と密接に連携を取っています。また、コーポレートSOP※と各種ガイドラインの作成を行い、グループ全社で標準化された業務フローに基づき適切な形で品質保証活動を行っていることを確認しています。
このようにして、高砂香料グループは世界中の全てのお客様に、ご満足いただける品質を提供できるよう体制を整備しています。
QCポリシーおよびガイドライン
コーポレートQCポリシーは、グローバルで一貫した品質理念を浸透させるべく、創業精神、企業理念、Vision 2040を踏まえ、お客様の期待にお応えできるよう策定されています。
全ての事業部門および全ての地域の品質管理部門において詳細な品質管理手順を標準化するために、コーポレートQCポリシーを上位に置く形でグローバルQC-SOPを補完文書として作成しています。また、より詳細な業務運用が書かれた各種ガイドラインは、各国の品質管理手順書および運用にも組み込まれ、グローバルで統一した品質管理ができる体制を整えています。
国際会議
お客様や市場のニーズに合った安全・安心な品質を提供していくために、定期的に品質保証部門の国際会議を開催し、最新の法規制への対応やQCポリシーおよびガイドラインの更新について協議しています。
また、共通する課題や懸案事項を議論し、解決に向けた取り組みの実施や水平展開を図っています。この会議を通じ、全世界の全てのお客様に同じレベルの品質とサービスが提供できるよう継続的に改善しています。例えば、グローバルQCセンターでは、四半期ごとのWeb会議や半年ごとの国際会議を通して全拠点のQCリーダーと、情報交換、ベストプラクティスの共有と活用、KPIの設定と測定、改善に関する情報共有とその効果等の議論を続けています。