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アプリケーション能力を大幅拡張「フードデザインセンター」を開設

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高砂香料工業株式会社は2010年4月、食品や飲料の試作・評価、提案を行う『フードデザインセンター』を研究開発本部(神奈川県平塚市)にオープンしました。同センターは、当社が提供するフレーバーや食品素材を有効に活用し、飲料や冷菓・デザート、菓子、乳製品、調理食品といった消費者向け商品の美味しさを追求するための研究施設です。

本部棟に隣接する2階建ての研究別棟をリノベーションし、規模の拡張と試作機器の充実を図りました。延べ面積約800平方メートルの施設内には、飲料、冷菓、チューイングガム、キャンディー、錠菓、カレー、ラーメンスープ、ポテトチップなど、様々な商品の試作を行うことのできる機器が各エリアに備えられています。

専門技術を有する研究員が、お客様の商品形態を考慮しながら試作や評価を繰り返し、消費者に好まれる香りと味のデザインを行います。本格調理機器が設置されたキッチンには、ミーティング用のオープンスペースも併設されており、ここでお客様へのプレゼンテーションや試作品の評価を行います。

当社ではフレーバーはもとより、抽出・濃縮など専門技術を用いて製造したコーヒー、お茶、果汁など多岐にわたる天然素材も提供しています。消費者の嗜好はもちろんのこと、お客様の商品特性を熟知し、当社のフレーバーや天然素材を有効に活用しながら、商品開発において生じる問題をお客様とともに解決してまいります。

同センター開設により、当社の豊富なフレーバーならびに香料素材を最適なかたちで活用するアプリケーション能力が拡張され、これらスペシャルティの評価と開発がより迅速に行われることで商品提案力の向上にも繋がります。今後は、同センターをフレーバーや食品素材に関する革新的技術を発信する拠点として、商品開発のサポートを通じてお客様とのより強固なパートナーシップの構築に努めてまいります。

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<本件に関する問い合わせ先>
高砂香料工業株式会社 総務部広報室 03-5744-0514