国立科博「新館」に当社メントールの展示物を提供

メントールは、ハッカやペパーミントの味と香りの主成分で、キャンディ、たばこ、オーラルケア、医薬品など様々な製品に使用されています。当社では、l-メントールのみを生成させる効率的な合成法を長年にわたり研究し、1983年に野依良治博士(2001年ノーベル化学賞)らとの産学協同で、天然物から誘導されるミルセンを原料とした触媒的不斉異性化技術によるl-メントールの工業的合成に成功しています。

メントールは、天然にはすべてl-体として存在しますが、d-体のメントールにはそのような独特な香気と清涼な味はありません。l-メントールのみを選択的に合成することが可能な不斉合成は、少ない原料で効率よく有用な物質をつくり出す、省資源・高効率なグリーンケミストリーです。

今日、当社ではこのコアテクノロジーを活用して l-メントールの生産をおこなっています。それだけでなく、l-メントールをベースにした冷感剤、温感剤といったスペシャルティ製品の開発に取り組み、各種メーカーに供給しています。
このたび、国立科博より当社にメントールのサンプル提供の要請があり、これに協力しました。「新館」では、実際にl体とd体のメントールの匂いを嗅いで違いを実感できるようになっています。
このたび、国立科博より当社にメントールのサンプル提供の要請があり、これに協力しました。「新館」では、実際にl体とd体のメントールの匂いを嗅いで違いを実感できるようになっています。
<本件に関する問い合わせ先>
高砂香料工業株式会社 総務部広報室 03-5744-0514