開発推進部、フレーバー研究所を中心に、2013年8月21日、28日の両日、当社の平塚研究所で平塚市立八幡小学校のサマースクール、｢コーラの香りを作ろう！｣を開催いたしました。両日とも真夏日となりましたが、参加人数は総勢41名、3年生から6年生の子どもたちが自転車で元気よくやってきたのを、皆で出迎えました。

はじめに香料と当社の仕事について説明しました。子どもたちに匂いをつけたキャンディーとついていないキャンディーを試食してもらい、香りの役割を体感してもらいました。

その後、食堂に移動して、いよいよコーラ作りです。担当者よりコーラの香りの作り方について説明した後、生徒達はそれぞれ自分好みの味と香りのコーラ作りに挑戦、フレーバーの入った３種類のシロップを慎重に混ぜました。みんな初めての体験で大興奮！となりました。

炭酸を入れたコーラを氷水で冷やしている間、フレーバーの外来実験室に移動、フレーバーリストが実際に香料を混ぜてグレープフレーバーを作っている様子を見学してもらいました。秤の上で器用に楊枝を使って香料を入れる作業を初めて見た子どもたちから歓声があがりました。

いよいよ試飲。子どもたちは自分で作ったコーラと見本のコーラを飲み比べました。殆どの子どもたちは自分のコーラに大満足！最後に講師から、３種類のシロップの中に入っていたフレーバーの説明をして終了しました。

今回のサマースクールは、元気な３、４年生が多かったのでとても賑やかで、楽しく香りについて学んでもらえたようです。今後もこうした学校支援などを通して、地域の方々と良好なコミュニケーションを持ち、積極的に社会貢献活動に取り組んでいきたいと思います。