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高砂香料シンポジウム2006「OdorScienceBehavior-香りと行動心理-」を開催

11月21日に当社は「高砂香料シンポジウム2006 Odor Science Behavior -香りと行動心理-」を横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開催し、約120名の方々にご参加いただきました。

講演は、ゲイリー・ビーチャム先生(モネル化学感覚研究所)、グレイム・ロー先生(モネル化学感覚研究所)、上野吉一先生(京都大学霊長類研究所人類進化 モデル研究センター 助教授)、中本高道先生(東京工業大学理工学研究科 助教授)ら優れた研究をおこなう国内外4名の専門家を招聘しておこなわれました。

当社からのプレゼンテーションは、「悪臭コントロールの技術」と題して、悪臭の成分を化学的または物理的に除去する、そして生物学的な悪臭の発生を防ぐと いう2つの戦略の背景にある科学的アプローチについて、Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L.(パリ)のジョナサン・ウォー博士が発表しました。

会場に併設されたポスター展示のコーナーでは、アジアのフレグランス・カンパニーとして世界に提案するファイン・フレグランス「アジアの雫R」、冷感剤 「COOLACTR」、温感剤「HOTACTR」、光学活性な天然型セラミドを製剤化した「Liquid Crysta CeramideR 2」、困難とされていたメチルメルカプタンといった悪臭をキャッチする「DEOATAKR」のサンプルが設置され、参加者の関心を集めました。

本シンポジウムは、最先端の研究発表をお客様の研究開発の一助としていただくことを目的に、2000年に創業80周年の記念事業の一環として始め、フレー バー、フレグランス、ファインケミカルそれぞれにおいて回を重ねてまいりました。高砂香料工業は今後も、皆様のご指導をいただきながら、最高の技術、情 報、香りをお届けするよう努力してまいります。

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<本件に関する問い合わせ先>
高砂香料工業株式会社 総務部広報室 03-5744-0514